どうも、現役公務員のシンです。 令和7年度に行政書士開業を目指して準備中です。
転職や独立を考えている方にとって、「仕事をどう辞めるか」という不安は大きなものだと思います。私ももちろん、「行政書士になる」前に「仕事を辞める」必要があります。そのため、今回は自分なりに「仕事を辞める」ということについて考えてみました。
1. 「辞める」とはどういうことか
私自身、令和7年度末に今の公務員の仕事を辞める決断をしました。でも、なぜ辞めるのか?その理由についてお話しします。
20年間公務員として働いてきましたが、振り返ってみると、正直、仕事を楽しいと感じることができませんでした。そればかりか、不安とストレスの中で過ごしてきたように思います。
業務上のプレッシャー、上司や同僚との人間関係…これらに不安を抱えながら過ごしていました。
なので、この先10年後、20年後の自分を考えたとき、今のままでこの先も続けている自分に、ワクワクする未来が見えてきませんでした。
2. 競争社会に疲れた自分
私も若い頃は出世を目指して働いてきました。しかし、40代に差し掛かる頃、何だか自分って「負け組だなー」と感じるように。
自分を納得させようと「仕事は生活のために割り切ろう!」と考えましたが、心のどこかでは優秀な方に嫉妬心を抱いたり、卑屈になったりする自分に気づきました。
職場の同僚たちとの飲み会では、仕事の話ばかりです。それも毎回同じような内容。こうした光景を見ていると、だんだんと冷めた目で見てしまう自分がいます。それも億劫で、同僚との飲み会も極力避けるようにしていました。
こんな自分が、定年までこの仕事を続けていていいのかと、次第に現状に罪悪感を感じるようになりました。
3. 新しい道を求めて
このままで終わりたくない、もっとワクワクする人生を歩みたいと思い、私は公務員を辞める決断をしました。今は、少しずつ職場以外の人とのつながりを増やすことに力を入れています。経営者の集まるセミナーに参加したり、興味のある勉強会で運営のお手伝いをしたりして、人脈を広げています。
何年か前に、地元の先輩から「何かを捨てないと入ってこないものもあるよ」と言われたことがあり、その言葉が今の自分に大きな影響を与えました。「ワクワクする人生を手に入れるには、公務員という身分を捨ててみるのもいいかもしれない」と感じ、それを実行に移そうと決めたのです。
4. 仕事を辞めることで得られるもの
仕事を辞めることで、まず一番に思いつくのは「人間関係のストレスから解放されること」です。これまで、苦手な人との関係に悩むことも多かったですが、辞めればそうした悩みから解放されます。
さらに、今の仕事は時間のコントロールが難しく、休暇も自由には取れません。仕事を辞めれば、自分の時間を自由に使えるようになります。時間の使い方次第で、より充実した人生を送ることができると考えています。
「仕事を辞める」ということは簡単ではありませんが、それによって得られる自由や可能性も大きいと感じています。もしあなたも今の仕事に不安や不満があるなら、一度自分の未来を見据えてみることをお勧めします。どんな道を選んでも、最終的に「ワクワクする人生」を手に入れることができると信じています。