行政書士開業編

【行政書士登録申請】必要書類・当日の流れ・注意点をすべて公開!

熊本の建設業許可申請をサポートする行政書士のイメージ画像

こんにちは。元地方公務員で、現在は行政書士開業準備中の堀です。
ついに、行政書士会への登録申請を行いました!

この記事では、これから登録を目指す方のために、

  • 提出した書類一覧
  • 実際に申請したときの流れ
  • 失敗から学んだ注意点

リアルな体験談としてまとめています。


✅ 登録申請時に提出した書類一覧

以下が、私が実際に行政書士会へ提出した書類です(熊本県の場合)。

書類名補足
行政書士登録申請書(様式第1号)公的証明書と完全一致で記載
履歴書行政書士会指定のフォーマット
誓約書(様式第2号)倫理遵守に関する誓約
住民票(本籍記載あり)マイナンバーの記載なし
身分証明書(市区町村発行)運転免許証とは異なるので注意
公務員職歴証明書退職年月日・理由を明記
退職辞令原本提示 → 会でコピー → 返却
顔写真5枚縦4cm×横3cm
事務所平面図・位置図住所・配置が分かるように
事務所写真(外観・内部)合計2〜4枚程度
登録免許税30,000円収入印紙で納付
登録手数料25,000円 + 入会金250,000円合計275,000円

⚠ 実際にあったミスと注意点

● 登録申請書の「本籍」の書き方に要注意!

私は「三丁目」→「3丁目」と算用数字で書いてしまい、訂正が必要になりました。
住民票や身分証明書と完全一致にする必要があります。

● コピー書類の質にも注意

一部のコピーが薄すぎて見えづらく、再提出。
行政書士会のコピー機で再コピーしました。
鮮明に印刷されたものを用意しましょう。

● 印鑑は必須!

当日、申請書の訂正が入ることもあります。
必ず印鑑を持参しましょう。


🕒 当日の流れ(所要時間:約30分)

  1. 公務員職歴証明書が届いた日に行政書士会へ電話予約
  2. 翌日、指定された時間に行政書士会を訪問
  3. 応接スペースで担当者と書類チェック
  4. 不鮮明な書類は会でコピー
  5. 費用納付(手数料・入会金・収入印紙)
  6. 事務所調査についての説明

🏠 自宅兼事務所の場合の確認事項

私の場合は自宅兼事務所のため、以下の点で確認がありました。

  • リビングが視線に入らない導線の確保
  • 必要に応じてパーテーション設置の指示
  • 事務所内の写真をメール送付 → 内容確認後に調査日決定

なお、「事務所使用権を証する書面」は不要でした(自己所有のため)。


💰 登録手数料・入会金・登録免許税について

合計305,000円(登録免許税30,000円+登録手数料25,000円+入会金250,000円)

確かに高額ではありますが、これは行政書士としてのスタートラインに立つための投資と考えています。

▶ 登録免許税とは?

国家資格登録に必要な「国税」であり、収入印紙で納めるのが原則です。
郵便局や印紙売りさばき所で購入できます。


🌱 申請後の気持ちと今後の準備

提出を終えて、緊張もありましたが「いよいよここからだ!」という気持ちになりました。

登録完了までは約2ヶ月(6月頃の予定)。
それまでに、

  • 事務所の備品・レイアウト整備
  • 名刺や職印の準備
  • 開業後の実務の学習

など、できることを一つずつ進めていきたいと思います。


📌 これから登録を目指す方へ

登録申請書類は、とにかく準備に時間がかかるので、早めの行動をおすすめします。

特に「公務員職歴証明書」は発行まで時間がかかります。
私は退職の半月前(3月中旬)に人事課へ依頼し、4月中旬過ぎに到着しました。

返信用封筒に切手を貼って添えるなど、ちょっとした心配りも忘れずに。


この記事が、これから行政書士を目指す方にとって少しでも参考になれば幸いです。