行政書士開業編

【初めての日本政策金融公庫訪問】創業融資支援と行政書士としての第一歩

熊本の建設業許可申請をサポートする行政書士のイメージ画像

こんにちは、行政書士として開業準備中の堀晋一郎です。
先日、創業融資のご相談者と一緒に、日本政策金融公庫(熊本支店)を訪問しました。
今回はその体験を振り返りながら、行政書士を目指す方、創業を検討されている方に向けてお伝えしたいことをまとめてみました。

■行政書士を目指す皆さんへ:「経験」は受任でなくても積める

開業準備中ということで、今回の訪問は「行政書士として正式に受任した案件」ではありませんでしたが、それでも、公庫の雰囲気を肌で感じ、融資担当者の質問の意図を読み取り、現場でしか得られない多くの学びがありました。

✅ 「まず動いてみる」「誰かのために行動してみる」ことが、行政書士としての一歩になる

そんな実感を持てた一日でした。

■創業融資を考えている方へ:公庫担当者の質問や雰囲気はこんな感じ

相談者の方は、「発達障害児支援事業」を立ち上げようとされている方で、前職の経験から社会的意義を感じての創業です。

融資面談で聞かれた主な内容

・事業のスタート時期・場所
・事業費は固まっているか
・スタッフは確保できそうか
・利用者はどのくらいの期間で集まりそうか
・個人的なローンの有無 など

今回は申請前のガイダンスということから、とてもフランクで、安心感のある雰囲気の中で進みました。特にこのような社会性の高い事業には理解も深い印象を受けました。

その他、私が得た気づき

・融資申請から着金までの期間はおよそ40日程度
・自己資金が必須ではない場合もある
・事業所認可前でも融資申請可能
・運転資金は「余裕を持って借りておいた方が良い」とアドバイスあり
・融資が実行されたら3ヶ月以内に支出する必要がある
・社会的事業には返済利率の優遇がある(実質年利1.6%程度)

「公庫って、もっとお堅いところかと思っていたけれど、思ったより柔軟で親身だった」というのが率直な印象です。

■今後の展望:申請サポートから面談同行まで一貫支援を

今回、私は申請に関する質問や不明点の確認などを通してサポートしましたが、今後はネット申請の実務サポートや、面談の同行までしっかり伴走できるよう経験を積みたいと思っています。

相談者の不安を少しでも減らし、スムーズに融資を受けられるように支援すること。それが行政書士としての私の目指す仕事のひとつです。

最後に

創業融資は、単にお金を借りるというだけではなく、「事業計画を明文化する」「自分の想いを語る」「第三者の視点を得る」貴重な機会だと思います。

この記事が、行政書士を目指す方や、創業準備中の方の一助になれば幸いです。

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