こんにちは、行政書士として開業準備中の堀 晋一郎です。
今回は、行政書士事務所を開業するにあたって欠かせない「固定電話の導入方法」について、私自身の経験をもとにご紹介します。
なぜ固定電話を導入するのか?【スマホだけじゃダメ?】
固定電話の導入には、主に以下のようなメリットがあります。
- 信頼感のある連絡先を名刺やホームページに記載できる
- **市外局番(096など)**が付くことで地域密着感が生まれる
- 家庭用と業務用をしっかり分けられる
もちろん、スマホのみでも業務はできますが、顧客や官公署からの印象面では固定電話が強い味方になります。
実際、これで一件でも案件を獲得できれば、すぐに元は取れるかもしれません。
行政書士事務所におすすめの電話構成【2025年版】
✅ 私が選んだ構成
- ひかり電話(楽天ひかり+ひかり電話)※元々「楽天ひかり」に加入済
- 月額基本料:1,650円(ひかり電話Aプラン)複数オプション付
- FAX番号追加:550円/月
- 通話料:別途発生(+転送時通話料も必要)
- 工事費:約12,000円(初回のみ)
- 電話機本体:Panasonic VE-GD78DL(約24,000円・税込)
- 自動録音対応/留守電機能/転送(ボイスワープ)対応
- 子機1台付き、FAX機能なし
✅ 私の導入スケジュール
日付 | 内容 |
---|---|
5/9 | NTT西日本へひかり電話申込み、本人確認書類をメール提出 |
5/12 | 家電量販店で電話機(Panasonic)購入 |
5/13 | NTTより電話、番号候補の提示→仮決定 |
6/9 | 工事予定日(開通・使用開始) |
「ひかり電話」とは?【基礎知識】
ひかり電話は、光インターネット回線を使って通話できる固定電話サービスです。
メリットまとめ
項目 | 内容 |
---|---|
市外局番が使える | 096などの地域番号で信頼性◎ |
月額料金が安い | 基本プランだと550円~と手ごろ |
音質が良い | 光回線なので安定した通話が可能 |
オプションが豊富 | 留守電・録音・転送(ボイスワープ)など対応可 |
注意点
- インターネットが切れると電話も使えない
- 停電時は不通になることがある
- 工事や機器設置が必要な場合がある
電話機選びのポイント
行政書士としての業務で求められる機能は以下のとおりです。
機能 | 理由 |
---|---|
留守電機能 | 外出中の対応に必須 |
録音機能 | 顧客との通話記録、トラブル対策 |
ナンバーディスプレイ | 不審な番号の識別に役立つ |
転送(ボイスワープ)機能 | 外出先でもスマホで受けられる |
ボイスワープとは?【転送機能の正式名称】
NTTが提供する転送機能サービスです。
- かかってきた電話をスマホなどに自動転送
- 常時/話中時/無応答時の転送設定が可能
- 月額約550円(別途通話料)で利用可能
- 電話機から設定できる(コード入力式)
FAX機能は不要?どうする?
私の場合、FAXは複合機のBrother MFC-L2880で別途対応しているため、電話機にはFAX機能不要と判断しました。
▶ その結果選んだのが:
Panasonic VE-GD78DL(FAXなし・録音/転送対応)
設置場所・スペースについて
- 事務室内に十分な設置スペースあり
- コードレス子機付きなので、玄関からの動線にも対応可能
導入手順まとめ【3ステップで完了】
- NTT(楽天ひかりではひかり電話の申込みは受け付けていない)でひかり電話を申込み
- 電話番号の取得と工事日程を調整
- 録音・留守電・転送機能付き電話機を購入して設定
最後に:固定電話は「信頼」をつくる第一歩
行政書士として開業準備を進める中で、固定電話の導入は“名乗る覚悟”を形にするステップでもあります。
- 顧客との信頼を築く
- 公的手続きの連絡先として機能する
- 自分の仕事の“顔”になる
あなたも、ぜひ事務所にふさわしい固定電話環境を整えてみてくださいね!