行政書士開業編

【行政書士開業編】久しぶりのブログ更新。集客について考えたこと

熊本で建設業許可を代行する行政書士の説明

ご無沙汰しています。
久しぶりにブログを書いています。

開業してからしばらく経ちますが、最近あらためて「集客」について考える機会がありました。率直に言うと、ネットからの集客はまだありません。(連携している先輩行政書士の案件に携われることが救いです。)

今は、誰もがホームページを持っている時代。
私のようにWordPressで自作したからといって、検索順位で特別に優位になることはありません。
むしろ、リアルでの人間関係=人脈の中での集客力がこれまで以上に重要だと感じています。


なぜ、交流会に参加しても仕事につながらないのか?

開業後、私は異業種交流会に何度も参加し、名刺交換をしてFacebookで繋がることを続けてきました。
ですが、正直なところ――そこから直接の仕事の依頼はほとんどありません。

なぜか。最近その理由を、「ファネル」というマーケティングの考え方から意識するようになりました。


名刺交換だけでは「信頼関係ゼロ」に近い

名刺交換をしただけ、Facebookで繋がっただけの関係というのは、
実は信頼関係がほとんどない状態です。

にもかかわらず、当初の私は、
「顔を知っているから、いつか仕事を依頼してもらえるだろう」と思い込んでいました。

でも、それは大きな勘違い。
顔と名前を知っている=信頼されているではありません。
「知っている人」止まりの人脈では、仕事の相談をいただけるはずはありません。


これからの方向性:人脈を“広げる”より“深める”

そこで今は、今ある人脈をどう深めるかを意識しています。
相手の事務所を訪問したり、時には一緒に食事をしたり。
(「接待」という言葉は少し古いですが、要は相手を知る時間を取ることです)

即効性はないかもしれません。
ですが、こうした積み重ねが、やがて本当の信頼関係につながるのだと思います。


最近の具体的な動き

たとえば、

  • 同業の行政書士の事務所を訪ねて意見交換をしたり
  • 建設会社の社長さんと飲みに行ったり
  • 税理士事務所を訪問して挨拶をしたり

といった動きをしています。

すぐに仕事になるわけではありませんが、
自分のクライアントになり得る方、
またはその方とつながっている方と信頼関係を築くこと
が、
今の自分にできる一番の「集客」だと感じています。


おわりに

「集客」という言葉は、ネット広告やSEOのようなテクニックを連想しがちです。
でも、行政書士という仕事は、最終的には人と人の信頼の上に成り立つもの。

厳しい現実ですが、焦らず、一人ひとりと丁寧に関係を築いていく。
そんな地道な積み重ねを、これからも大切にしていきたいと思います。