こんにちは、現役公務員のシンです。
令和7年度に行政書士事務所を開業予定です。
「ずっとサラリーマンだった自分が、本当に一人でやっていけるんだろうか?」
そんな不安を抱えている方、きっと少なくないと思います。
実際、私もその一人です。
だからこそ私は、開業前にたくさんの書籍を読み、オンライン講座も受講して、成功している先輩行政書士の実践や考え方を学びました。
今回は、その中でも印象に残った“開業の心得”をシェアしたいと思います。
◆ 開業時は「ある程度まとまったお金」が必要!
理由はシンプルです。
- 開業当初は思ったより売上が上がらない
- 売上ゼロでも、生活費・事務所維持費・登録費用は発生する
- 行政書士登録費用(約30万円)や備品代、ホームページ制作費など初期投資がある
私には妻と3人の子どもがいるので、資金はかなり余裕を持って準備しました。
でも、それに甘えず、3年で元の収入を超えることを目標にしています!
◆ 事務所は「レンタルオフィス」がおすすめ!
自宅事務所も悪くありませんが、こんな理由で私はレンタルオフィスを検討中です。
- 自宅住所がネットで公開されるのは不安
- 顧客とのトラブル時、自宅だとリスクが高い
- オフィスを構えることで信頼性が高まる
- 所在地を選ぶことで、所属する支部の選択も可能
車で10分圏内に、アクセスが良くて雰囲気のいいレンタルオフィスがあればベストですね。今のうちからリサーチしておきます!
◆ 開業のタイミングに「正解」はない
これは何より励みになった考え方でした。
- どれだけ準備しても、不安はゼロにならない
- 実務を通してしか身につかない力がある
- 困ったときに「聞ける人脈」や「質問力」があれば大丈夫
- 結局、早く始めた人がその分だけ経験を積める
大切なのは、「時が来た」と思ったときに、思い切って踏み出す勇気。
その後はもう、やるしかないです。
◆ 取り扱う業務の決め方に「正解」はない
先輩行政書士によって考え方は本当に様々です。
- 最初は広く受けて、徐々に専門を絞る
- 最初から特定分野に絞って勝負する
- 市場の将来性で選ぶ
- オンラインで完結しやすいかで決める
- 行政機関との関わりで決める
- 継続性がある業務(定期的に発生する手続き)を狙う
私は、長くお付き合いできるお客様を持ちたいという思いから、継続性のある建設業許可などを主軸にやっていくつもりです。
◆ 「紹介」ルートはあなどれない!
開業当初は「HP作って広告して…」と思いがちですが、実は“紹介だけ”で食べていける行政書士もたくさんいます。
- 人は信頼できる人を紹介したくなる生き物
- 特に税理士さんとの関係が強いと紹介が多い
- 同業の行政書士からの紹介も案外ある(繁忙・専門外対応など)
紹介ルートを育てるには、信頼関係の積み重ねが何より大切。
まずは“与える”姿勢で人とのご縁を大事にしていこうと思っています。
◆ 先輩行政書士からのリアルな言葉たち
講座やインタビューで印象に残った言葉をご紹介します。
- 「行政書士は、お客様に“ありがとう”と言ってもらえる素晴らしい仕事」
- 「会社員と違って、自分の実力をそのまま形にできる」
- 「実は仕事量の調整が一番難しい。“暇すぎる”か“忙しすぎる”の両極端」
- 「誰にでも“最初の1件目”がある。そこを怖がらず踏み出すこと」
◆ まずは「真似る」ことからスタートでいい
行政書士業は、すでに多くの先輩が歩んできた道。
自分なりのスタイルを確立するのも大切ですが、まずは「成功している人のやり方を真似る」ことが近道になると思いました。
“自分らしさ”は、そのあと自然と滲み出てくるもの。
焦らず、でも地道に、ひとつずつ積み上げていきたいですね。
読んでくださってありがとうございました。