行政書士開業編

【行政書士開業準備】想定顧客(ペルソナ)を意識していますか?

熊本で建設業許可を代行する行政書士の説明

こんにちは。行政書士の堀です。
今回は、情報発信や集客の「根っこ」となるテーマ、「ペルソナ(想定顧客)」についてお話しします。


🔰 誰にも知られていない行政書士であることがスタートライン

私は今、まだほとんど誰にも知られていない行政書士です。
だからこそ、「誰からも依頼がない」のは当たり前。(笑)

まず必要なのは、認知されること。その手段には、大きく分けて以下の2種類があります。

  • プル型(引き寄せ型):ブログ・SNS・YouTubeなどの情報発信
  • プッシュ型(攻め型):電話営業・飛び込み営業・DMなど

どちらが正解ということはなく、「自分の性分に合っているかどうか」が重要です。
ちなみに私は、電話営業や飛び込み営業は大の苦手なので、プル型の情報発信中心で進めています。


💡 顧客は「行政書士に依頼しよう」とは思っていない

建設業許可を専門にしようと考える私は、つい最近まで大きな勘違いをしていました。

「建設業者は、許可が必要になったら“行政書士に頼もう”と考えるはずだ」と思っていたのです。(汗)

でも現実は違います。多くの人は「行政書士 熊本」ではなく、
例えば「建設業許可 代行 地域名」などで検索します。

つまり、お客様が探しているのは「行政書士」ではなく「手続きを代行してくれる人」です。


👤 あなたの顧客はどんな人ですか?

ここで重要になるのが、ペルソナ設定(想定顧客)です。
私の場合は以下のようにイメージしています。

  • 法人ではなく、個人または小規模事業者
  • 男性が多い(とはいえ女性も想定)
  • 30代以上
  • パソコンよりもスマホで調べ物をする傾向

つまり、スマホファーストで情報収集する30代〜50代の建設業者が主な対象です。


📲 問い合わせ導線は「メール」だけではない

「問い合わせフォームがあれば大丈夫」と思っていませんか?

ですが今の時代、LINEで気軽に質問したい人が多いです。
公式LINEを導入しておくことで、“話しかけやすい行政書士”という印象を与えられることもあります。

もちろんメールも必要ですが、LINEとの併用が現代的な選択肢だと私は感じています。


📣 情報発信の戦略と継続

私は以下のような形で情報発信を考えています。

  1. ブログで記事を書く(建設業許可に関する内容中心)
  2. SNSでシェア・拡散する(X、LINE、YouTube、Facebookなど)

情報発信は継続が命です。
「続ける意志」よりも、「続かない理由を潰す」ことを意識しています。

そして、単なる制度説明に終わらせず、自分らしさも加えることを大切にしています。


✅ 最後に|誰に届かせたいのかを明確にしよう

ブログやSNSも、「誰に向けて書いているか」がすべてです。

どんな悩みを持ち、どんな言葉に安心し、どんなタイミングで相談したくなるのか?
それを想像しながら、情報を発信し続けていくことが大切です。

私もまだ駆け出しですが、今後は業務特化型サイトを複数展開していく予定です。
同じく開業を目指す皆さん、一緒にがんばっていきましょう!