どうも、現役公務員シンです。
令和7年度に行政書士事務所を開業します。
さて、行政書士開業を目指している方にとっては、行政書士事務所の実態は関心事の一つではないでしょうか。
そこで今回は、知り合いの行政書士の先生の事務所をお邪魔させていただきました。
ある行政書士事務所の内部
- 住居用賃貸物件を事務所として使用(大家の許可済)
- 業務用のスペースは事務室と応接室の2部屋
- 事務室は事務机2つ、椅子2つ、パソコン2台、固定電話、複合機など
- 応接室(応接机1、椅子2、ホワイトボード)
- なお、県にもよるが金庫は必要がない可能性もあり
- 看板(事務所入口に小看板、外壁に大看板)
ある県における建設業者について
- 建設業者数について
県全体の建設業者数(許可済)は7,000〜8,000社
そのうち行政書士の関与率は約50%(推定)
行政書士が関与する既存業者数は3,500〜4,000社
県行政書士数 約600人 × 関与割合2割 = 120人
3,500社 ÷ 120人 = 約35社/人
- 建設業者の属性について
建設と土木でいえば土木が多い
業種では、一式、舗装、塗装、電工が多い
工事金額は500万円範囲内だが、元請けからの要請で許可を必要とする人も多い
顧客と顧問契約は結んでいないが、次の手続き前には電話等で案内している
専任技術者の実務経験10年の証明は、申告ベースでも受理されることが多い
ある行政書士の年間売上例
前提(既存客が60社の場合)
①60件(毎年の年度報告) × 5万 = 300万円
②10件(5年おきの更新手続き) × 10万 =100万
③5件(随時の変更手続き) × 5万 =25万
④5件(新規手続き) × 15万 =75万
①〜④の計 約500万円
その他
- 事務所名について
事務所名には必ず「行政書士」という文言を入れる必要あり
「法律」という文言はNG(弁護士のみ)、「法務」はOK
先日は行政書士会の市民講座にも参加させていただきましたが、県行政書士会会長さんや副会長さんとも名刺交換させていただき、良い出会いに恵まれました。
行政書士になる、やるぞ自分、できるぞ自分!の気持ちで準備をすすめていきます。