どうも、現役公務員のシンです。
令和7年度に行政書士事務所を開業します。
自分もそうですが、長年サラリーマンをしていると、今さら個人事業主としてやっていけるのだろうかと、不安にかられている方も多いと思います。
そこで、オンラインの行政書士スタートアップ講座を受講しましたのでその内容等を記述します。
開業時はある程度まとまったお金が必要
理由は言うまでもありませんが、
(1)開業当初は売上が少ないであろうこと
(2)売上が少なくても生活資金や運転資金がかかること
(3)行政書士登録費用約30万円、その他備品代、HP制作費などがかかること
自分は妻と3人の子がおりますので、資金はかなりまとまった額を用意しています。そして、それに甘えずに3年で元の収入を超えられるよう頑張ります。
事務所はレンタルオフィスがおすすめ
この理由として、
(1)自宅オフィスだと、行政書士会の会員検索機能で自宅住所が公開されてしまうこと
(2)自宅オフィスは粘着質な顧客とトラブルになった場合にリスクが高いこと
(3)自宅事務所よりレンタルオフィスの方が信頼性が高いこと
(3)自宅からの距離、アクセスの良さなどでレンタルオフィスの場所を選べること
(4)レンタルオフィスの場所によって、所属する支部を選ぶことができること
自宅から車で10分圏内で、アクセスが良いレンタルオフィスがあれば利用したい。今のうちから探してみようと思います。
行政書士の開業タイミングに正解はない
この理由として、
(1)どんなに準備をしたとしても、やってみないと分からないことが多い
(2)行政書士としての実力は、実務の積み重ねで向上していくものであること。
(3)一つの業務につき最低3〜5冊の専門書を読んでおく必要はあるが、実務で困ったときに、聞ける人脈や聞く力があればなんとかなるものだから。
(4)当然だが、早く始めた分だけ経験を積むことができること
大切なことは十分調査研究して、時がきたと思ったら思い切って飛び込んでみて、そこからやってやってやり抜くことが大切ですね。
取扱う業務の決め方は様々だ
すなわち成功に必勝パターンというのもないということ。
例えば、
(1)まずは色々な業務も受けてみて、専門を絞っていく方法
(2)最初から専門を決めて、それ以外はやらない方法
(3)将来性のある業務から選ぶ方法
(4)打ち合わせがオンラインになじむかどうかで選ぶ方法
(5)相手にしたい行政機関から業務を選ぶ方法
(6)業務の継続性が高い業務から選ぶ方法
個人的には、顧客と継続してお付き合いできる業務(定期的に更新手続きや変更手続きが発生する業務)は何かという観点で、最初から取扱う業務を決めて、それを専門にしようと思っています。
受任ルートは「紹介」を侮ることなかれ
HPもなく広告も打たず、「紹介」だけで行政書士として食べて行っている人が意外と多いことが分かってきました。
その理由として、
(1)人はどうせなら信頼できる人を紹介したいと思っていること
(2)他士業(特に税理士)と仲良くしていれば、紹介だけでかなりの件数になること
(3)同業の行政書士と仲良くしていれば、繁忙・専門外という理由で紹介がくること
先輩行政書士からのアドバイス
(1)行政書士は顧客に喜んでもらえる仕事
(2)会社員時代と違って、自分の実力を如何なく発揮できるチャンス
(3)やってみると分かるが、ちょうど良い仕事量を維持するのは難しい。「仕事がない」「仕事が忙しすぎる」など悩みは多いものと思え。
(4)どんなベテランでも最初の1件目があった。あまり不安になりすぎないこと。